2022/07/20
4スタンス理論のA2タイプのスイングについて詳しく説明をさせていただきたいと思います。
まずですね、A2タイプはグリップを指先で、指に対してグリップが直角に横切るように握ります。
クラブのセッティングとしても、あまりハンドファーストではなく、手元がほぼ体の中心にくるような形でセットします。
右手も左手と同様に、指先でグリップが直角に横切るように握ります。
A2タイプは体重移動をするタイプではないので、スタンスの幅はやや狭めになります。
肩幅くらいですね。
後方から見ると、腰を引くような形でアドレスを取りますので、あまり膝が前に出ることはありません。
バックスイングで、右サイドが切り上がります。
右の肩甲骨が上に、引き上がるような形でバックスイングをします。
この時に、体は体重移動しずに、その場で体を捻りますので、右膝はやや引き気味になります。
右膝は伸びちゃダメですよという、よくあるフレーズですね。
A2タイプの方がこれを意識してしまうと、体が回らなくなります。
この条件の下で、無理に体を回してしまうと、体に負荷がかかりますので、最悪の場合、体が故障してしまいます。
このような形でタイプによって、やっていい動き、いけない動き、これが明確にありますので、ぜひ参考にしてください。
バックスイングでは、みぞおちのラインに右肘が、揃うような形のトップになります。
肘のポジションも、やや体側、側面に肘がズレていいタイプです。
わざとズラしましょうというわけではなくて、自然に振り上げた時に、肘が体の側面に動く特徴がありますよという、そんな形で受け取ってください。
アドレスの肘のポジションは、体のやや体側側に肘が来るような形です。
よく言う肘が体の前面に来ますよと、この内容は該当しませんので、特にA2タイプの方が絞るというような、肘を体の前面に持ってきて、肘を絞るような内容は合いませんので、これも覚えておいてください。
あくまで、A2タイプの方が自然に腕をぶら下げた状態の延長で、グリップを握ることで、自然と肘のポジションは体の前面ではなく、やや側面に肘が収まりますので、その自然な状態ということを心がけてみてください。
トップの後も、今度は逆に左の肩甲骨が上に上昇するような形で、ダウンスイングします。
左の肩甲骨が引き上がるような動作がありますので、インパクト時は体が伸び上がっているように見えます。
A2タイプの方、伸び上がりダメですよという言葉、これは絶対にNGです。
出力が出なくなりますので、A2タイプも、インパクトで体が上昇する、伸び上がることで出力を出す特徴がありますので、絶対にこの伸び上がりを止めるなどのフレーズは鵜呑みにしないでください。
A2タイプは「I字」型ですね。
左足から頭までが一直線になるような、「I字」型のフィニッシュになる特徴があります。
A2タイプの方は唯一、一度も右に軸を作らないタイプですので、ちょっと独特な要素はあるんですけど、すごくシンプルなスイングのタイプです。
そして伸び上がるという特徴もありますので、シンプルでキレのあるような、そんなスイングに見えるでしょう。
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