2022/07/14
間違ったアドバイス第5位
【ヘッドアップ】
トップからダウンスイングにかけて、クラブがボールにヒットする前に、顔が目標を向いてしまってますよというアドバイスをよく聞くかと思います。
このヘッドアップというフレーズなんですけど、まず皆さんスイングを正面から自撮りしてみてください。
そしてスロー再生をしていただくと分かるかと思います。
ヘッドアップになるという方は、ほぼいないです。
ヘッドアップというのは、インパクトの瞬間に顔だけ左へ向いている状態です。
これは、スイング動作をする中で、ものすごく不自然かつ動きづらくキツい動きです。
このような症状になっているというのは、ものすごくまれですので、そのようなキーワードを聞いたときは、事実を知るために動画でスロー再生を必ず確認してみてください。
【間違ったアドバイス第4位】
スイングのスピードというのは、物理と関係がないです。
物理と関係がないところで、ナイスショット、ミスショット、このような影響はありません。
海外のトッププロ、スイングがものすごく速い選手、たくさんいます。
あのようなパターンを否定することになります。
スイングが速いからミスになる。
スイングが速いからダフってしまった。
このようなフレーズを聞いたときは、必ず聞き流してください。
練習場でボールがスライスするとします。
このスライスしている状態で、軽く振りましょう、ゆっくり振りましょう。
これを採用した時に、スライスの幅は確かに減ります。
しかしこれは、スイングが良くなり物理的なエラーが消えるからではなくて純粋に飛距離が落ちるからです。
飛距離が落ちれば、もちろん球の曲がり幅も比例して少なくなります。
これでは根本的な解決になっていないので、軽く振ることが正しい解決にはなりません。
しっかりと根本的な原因、スライスであれば、なぜスライスしてしまっているのかというのを物理的に原因を追究してください。
間違ったアドバイス第3位
【手打ち】
手打ちというフレーズも、よく耳にするかと思います。
この手打ちというのは、確かにあり得るパターンではあります。
ただ、危険なのはダウンスイングで手で打っていますよというパターンです。
基本的に手打ちになるかどうかは、バックスイングで決まりますので、ダウンスイングだけ手打ちになると、このようなパターンは極めて稀です。
基本的にスイングのエラーの原因はバックスイングにあります。
ダウンスイングは症状なのです。
もしもダウンスイングに何かしらのエラーがあるのであれば、なぜそのエラーが起こってしまっているのか、ここに注目するべきです。
ここに注目していくと 、ダウンスイングそのものを、いじるということは、極めて稀になるはずですので、もしダウンスイングで手打ちになってますよと
言われた場合は、ダウンスイングそのものをいじることは、やめてください。
間違ったアドバイス第2位
【体が開く】
この体が開くというのは、いわゆるインパクトでクラブがボールにヒットするときに、体が先に開いてしまってますよと、このようなアドバイスです。
これは体が開くのが悪いのではなくて、バックスイングにエラーがあるから、そのような結果になるのです。
本来、バックスイングで手と体が一緒に動けば、ダウンスイングも一緒に戻ってきます。
そうすると、常に体の正面に手元がある状態でインパクトを迎えることになります。
バックスイングで腕でクラブを上げてしまった場合など、体の正面から手が外れてしまっている場合、体が先に腕が後にインパクトを迎えますので
インパクトの時に体が開くという結果になります。
これは体が開くというアドバイスを聞いたときに、必ずバックスイングが悪いんだなと、このように理解してください。
ダウンスイングを無理やり体が開かないようにとかやってしまうと、エラーがさらに増えます。
さらに迷路に入ってしまいますので、是非ここの時点で立ち止まって考え直してみてください。
間違ったアドバイス第1位
【体重移動をしましょう、もしくは体重移動を抑えましょう】
これは、4スタンス理論、個々のタイプによって回答が異なるというところです。
体重移動をするべきタイプというのは、A1タイプやB2タイプです。
体重移動をあまりするべきでないタイプというのは、A2タイプとB1タイプです。
このようにタイプによって、正解が異なります。
1軸タイプ、2軸タイプと異なりますので、ここを逆をやってしまいますとダウンスイングでダフリトップなどのエラーが起こります。
ここは必要不可欠な情報になりますので、自身のタイプ通りのところで、体重移動をするのか、しないのか、ここをしっかりと見極めてください。
そして体重移動といっても、純粋に右に乗ればいいというわけではなく、しっかりと体のパーツのそろえ方があります。
今回のトップ5、何か該当しましたでしょうか?
このランキング形式というのは、カウンセリングの中で多いランキングです。
このランキング入りしている情報というものは、本当に耳にすることが多いような情報ですので、合う人、合わない人がいるというよりかは、正解、不正解がゴルフのレッスン情報には、ゴチャまぜに入り交じっている
という風に捉えてください。
正解の情報もあれば、間違った情報もはっきりあります。
これは流行り廃り、合う合わないではなく事実です。
せっかく頑張って練習しているのに、このような情報から、練習が無駄になってしまう、上達しない、停滞しているのであれば、まだいいんですけど、これがゴルフのレベルが下がってしまう、このようなパターンも十分にあります。
このような無駄な練習、努力を少しでも、消していくために強く発信していきます。
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